見る力、描く力を養い、
どこまでも自由に「個」を表現する。

絵画は、 古来より親しまれてきた芸術の原点の一つであり、他分野と密接な関わりをもちます。絵画の基礎的理解を深め、見る力や描く力、いわば感覚を鍛えることは、個性豊かで自由な発想につながります。絵画表現における基礎的知識を磨き、幅広い素材に対する理解や、それらが生み出す様々な技法を習得していきます。

カリキュラム例

絵画研究 絵画Ⅱ(版画技法)
絵画表現における様々なメディウムやオブジェについて研究し、卒業制作に向けての自己感性を磨きます。 現代の絵画表現における版画技法の特徴や手順を理解し、多角的な思考のもと独創的で新たな表現力を身につけます。
絵画I(展開) 人物デッサン
より個性豊かで自由な発想による絵画表現を目指し、描かれる対象を綿密に観察することの大切さを知ります。 人物表現の基本的な知識を身につけ、鉛筆や木炭によるデッサンのみならず様々な画材を用いた色彩表現にも挑戦します。
絵画I(基礎) 現代アート
絵画の基礎的な画材の使い方や技法を学ぶと同時に、型にはまらない個人個人の自由な発想による表現をめざします。 20世紀から現代までの美術史に沿って、歴史や同時代の作品等を参照し、思考しながら制作、実践を行います。
絵画II(表現) 日本画
絵画表現におけるさらなる展開を図りつつ、各々が習得した絵画技法を活かした独創的で新たな表現世界を追求します。 素描で基礎的造形力を養い、日本画材の最も基本的な技術の習得が目標。同時に創作の基本姿勢を身につけます。

作品例