学長 小田部 黃太

「九州産業大学造形短期大学部」、皆さんの新しい学び舎です。少し長い名前ですね。略して「造短」、ぜひ「ゾウタン」と呼んでください。

本学は、昨年創立50周年を迎えました。芸術系短期大学として50年の歴史と伝統を持ち、卒業生は1万人を超えています。皆さんの数多くの先輩たちは、デザイナーやカメラマン、造形作家として、それぞれの分野で活躍しています。皆さんも、この「造短」でのびのびと学び、夢を実現し、先輩たちに続いて立派なクリエーターとして活躍できるよう頑張ってください。私たち教職員は、全力で皆さんをサポートします。共に充実した2年間を造っていきましょう。

「造短」の学びは、1学科3領域10系列という独自のカリキュラムです。

1年生は一人ひとりの目的や興味に合わせ、絵画やイラスト、マンガやフィギュアなど、さまざまな系列の分野から自由に科目を組み合わせ、学ぶことができます。ぜひ、積極的に関心のある科目を履修し、幅広い分野の基礎を身につけてください。そして、自分の適性や目標を見極めて、自分の専門分野となる「系列」を決めていってください。

2年生では系列での卒業制作に取り組むのですが、さまざまな分野での学びが、自分の専門を深く研究していくうえで、非常に大きな力になるのです。また、多様な分野を学んだことで、それらを融合した作品を制作することもできます。それもまた、「造短」ならではの大きな可能性です。

今年は、5月に元号が変わります。今日、第4次産業革命などと言われ、我々の社会が大きな変革期を迎えていると言われています。新しい時代が、皆さんを待っているのです。多くのことがAIやロボットなどに取って代わられ、人々の生活や仕事も急激に変わっていくのかもしれません。

未来を予測することはなかなか難しいですが、ひとつ言えることがあります。それは、これからの社会の中で人間に必要とされること、それは「想像力」と「創造力」だということです。イマジネーションの力、クリエーティブの力が、コンピューターではなく「人間」の力として、個々の人生を豊かにし、社会を豊かにしていくのです。

この「造短」で「創造力」を身につけ、磨き、自分自身と社会の道を切り開いていく人になっていただきたいと思います。