土が持つ無限の可能性。
伝統を学び、深め、新しいものを作り出す。

「土をこねて焼く」という行為は、1万年にもおよぶ歴史をもっています。ここでは、ロクロによる「水ビキ」の技法を中心に陶芸の成形技法を習得し、陶土や釉薬の種類など陶芸素材に関する知識や扱いを習熟することにより、自己の感性を活かした作品や、日々の暮らしに彩りを与える作品づくりを行います。

カリキュラム例

陶芸研究 陶芸基礎
自分で決めたデザインを可能な限り表現できる陶土、釉薬、装飾、焼成をそれぞれ研究しながら制作に取り組みます。 陶芸の醍醐味ともいえる電動ロクロによる水ビキ成形の基本を学習。ロクロにかける前の粗もみ、ねじもみも実施します。
陶芸食器 陶芸大物
ロクロ成形による皿、碗、鉢などの食器の制作を中心にすえ、徳利や急須などの特殊な形体の制作も行います。 大皿、大鉢、壺など大物のロクロ挽き。容量が大きくなる器体に応じた手順と技法を学びます。
陶芸装飾 陶芸型物
文様デザインの実習授業。土の色の違いを利用する技法や、陶芸絵の具を使用し筆で描く技法を習得します。 板づくりやひも作りなど、ロクロを使わない技法で小品陶器を制作。石膏型による量産制作も行います。

作品例