2020年4月7日

造形短期大学部卒業生「第51回福岡市美術展」最高賞受賞!

 

 今年の3月に卒業し、九産大芸術学部芸術表現学科3年次編入した代住しろずみ芙祐香ふゆかさん(御船高校)が、「第51回福岡市美術展」で、最高賞である特別賞を受賞しました。

 日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、デザインの7部門914点の応募作品の中から最高賞に選ばれた作品「4次元ポケット」は、母親と母の兄の子ども時代の写真をベースに、自分の中にある子どもの世界を描いた、横162cm×縦130cmの油彩画です。

 写真を描画アプリで加工し、色や質感を変えた10枚の画像を重ねて下絵とすることで、多重露出のような構成で時間の流れを表現しました。

 代住さんは、「今まで見たことない現代的な作品づくりを目指そうと、今年の3月に造形短期大学部を卒業し、芸術学部に編入しました。タイトルの『4次元ポケット』には、機械化していく便利な現代社会において子どもの純粋さが失われていないかという思いを込めました。この受賞に満足せず、より良い作品を生み出していきたいです」と語りました。

 その他の受賞・入選者は、以下のとおりです。

洋画部門
    奨励賞 松岡 実央(2020年3月研究生修了)

  入選    久野 智誠(2020年3月研究生修了)

  入選    那須 颯希(2020年3月卒業)

  入選    加藤 怜那(造形芸術学科2年・太宰府高校)

  入選  大石 楽十(造形芸術学科2年・唐津青翔高校) 

■彫刻部門
    奨励賞 古川 紗也夏(造形芸術学科1年・太宰府高校)

  入選  清水 真美(2020年3月卒業)

■工芸部門

  入選  瀬戸 美香子(2020年3月卒業)

■写真部門

  福岡文化連盟賞 マハルジャン サロジュ(2020年3月卒業)

  奨励賞  上妻 七海(2020年3月卒業)

  奨励賞  高田 智貴(2020年3月卒業)

  奨励賞  中村 奈月(2020年3月卒業)

  入選   阿比留 丈(2020年3月卒業)

  入選   鶴岡 佳奈(2020年3月卒業)